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アスペルガーの本を読み漁った人が伝えるおススメ【ジャンル別】

本

こんにちは、ぷり子@puriko_adhdです

わたしは26歳で、発達障害と診断されてから、こんなに勉強家になったことはないってくらい本を読んできました

(教科書読んだりすると苦痛だったのが嘘のように、スラスラ読めてます…)

本を読むと、自分のことかと思うような共感できる場面がいくつもあって、その度に

わたしの問題の由来は、脳の特性だから、できないものはできないんだ

って自覚することができて「これまでの自分を許せたり」と、いろんな本に救われてきました

この記事では、1人で問題を抱えて苦しむアスペルガーに、そっと寄り添ってくれる本を、ジャンル別に紹介します

アスペルガーの毎日をマンガで描いたおススメ本

フランス人のアスペルガー女性の日常をマンガにしたコチラの本。とてもカラフルで、飽きさせません

中も全ページカラーになっていて、本当におしゃれで可愛いです。が、可愛いだけじゃなくて

見えない違い私はアスペルガーの表紙
見えない違いー私はアスペルガーは表現力が逸脱!全ページカラー漫画こんにちは、ぷり子@puriko_adhdです 先日、本屋でみつけたこちらの本 本屋に行ったら、アスペルガーの新刊が➡︎フラ...

中身もすごく、共感できる内容になっています

吉濱ツトムさんの本は、発達障害に苦しむひとの気持ちを代弁してくれていて、また特性に振り回されるひとへの「的確なアドバイス」が参考になります

マンガで書かれている本以外も、日常生活を送る上で、ヒントがたくさんです

吉濱ツトム
【吉濱ツトム】さんの講演会に行ってきた。最新の欧米の改善法など!こんにちは、大人になってから発達障害と診断された、ぷり子@puriko_adhdです 9/2(日)にウェスタ川越で行われた「吉濱ツ...

アスペルガーの恋愛についての本

この本を書いた理由に

”アスペルガーの人はおとなになっても人とうまく関係を結べない”、というジンクスを打破したいと考えて、この本を書きました

とあって、心掴まれます

中身もアスペルガーの特性が恋愛関係に与える影響も書かれていて、一部を引用すると1)ジェネビー・エドモンド他「アスペルガー恋愛読本」p,19

アスペルガーの特性 予測される結果 必要な対策
身体接触を不快に感じる パートナーは、冷たい態度とみなし、あなたに好かれていないと感じる アスペルガーによる感覚過敏への防御反応であり、接触が不快に感じると説明しましょう。そうすれば、パートナーは優しくて強引ではない愛情表現を選んでくれるはずです
怒り・ストレスの頻発 パートナーはあなたの反応に怯え、理不尽でアンバランス、または異常な反応だと感じる パートナーには、アスペルガーの生活は大変なこと、ストレスによりどのような反応が起こるのか説明しましょう。しかし、誰の人生にもストレスはつきものです。ある程度自分のストレス反応をコントロールすることを忘れずに。

など、すごく参考になります

個人的に恋愛で、あまりいい思い出がないので「この本を先に読めたら、もっと違っていたかな」と思います

アスペルガー女性の恋愛
アスペルガー女性の恋愛。モテるから完璧主義、性別への違和感までアスペルガー女性「アスペルガーだけどモテるって本当?大人になっても人付き合いで傷ついたり、傷つけたり。もう恋愛なんて無理なんじゃないか、...

アスペルガーの天才についての本

この本で描かれている「天才」は、社会に馴染めなず、ものすごく孤独で、読んでいて胸が痛むほど。とても描写が細かいです

 

アスペルガーと直接関係ある本ではないですが、この本に出てくる「クリエイティブな人々」の中には「特性」に振り回されている人が、たくさん出てきます

adhdの偉人たち
ADHDと偉人を絡めるのは賛成しないけど能力の偏りが大きいは共通「あちこちで”ADHDのひとは優れた才能を秘めている”ってよく目にするけど、生活に支障が出ているひとに、”天才になれるかも”って無茶振り...

アスペルガーの孤独に寄り添う本

 

この本にでてくる主人公の助手をする女性が、ものすごくカッコいいアスペルガー女性です

彼女の生い立ちは、信じられないくらい辛いものですが、明晰な頭脳で敵を出し抜き、爽快な気分にさせてくれます

また出てくる人物の行動が、こと細かに書かれていて、細かい描写が孤独に寄り添ってくれる不思議な本です

ちなみにこの本は、映画化もされていて

ふと落ち込んだりする「深夜」によく見返してます

ソローという名前を聞いたことがある人も多いかもしれません

ソローはウォールデン池のほとり、森のなかで、1845年7月4日から2年2ヶ月2日に渡って小屋で自給自足の生活を送りました

その生活を鮮明に描写して書いた本は、読んでるひとも森の中にいるかと錯覚するほど。

上で紹介している本は「森の生活」を読みやすくしたもので、1ページに数文しか書かれていないので、いつでもどこでも、ちょっとした隙間に読むだけで、疲れた心を癒やしてくれます

テレビですっとぼけたキャラクターでお馴染みの「蛭子さん」の本。

タイトルで手に取るのを引いちゃうひとがいるかもしれませんが、Kindleのおかげで何を読んでるかわからないのが救いです

この本をよんで

「ひとり」でも、ほんとうに楽しく過ごしてるひともいる。別にいいんだ

って不思議と納得してしまいます

ひとりぼっちを寂しく感じるひと
ひとりぼっちは寂しいのか?アスペルガーは1人時間がないと逆に辛い「ひとりぼっちで寂しい…」 こんにちは、大人になってから発達障害と診断された、ぷり子@puriko_adhdです 以前のわた...

 

アスペルガーを公表しているひとの自伝本

テンプル・グランディン

「自閉症」を告白しているテンプル・グランディン。彼女については以下の記事でも紹介していますが、 自閉症を告白しているひとの中で、最も有名な成功者です。

adhd-asd
ASDとADHDを併発しているひとの適職を考えるこんにちは、ぷり子@puriko_adhdです 先日、見かけた以下のツイートにいろいろ考えさせられました ADHDに向いてる...

また彼女は、アスペルガーのひとの「仕事」に関する本も出しています

ドナ・ウィリアムズ

 

世界で初めて自閉症者の精神世界を内側から描いた同書は、十数カ国語に翻訳されて世界的ベストセラーとなりました

 

ほかにもまだまだいますが、キリがないので「研究という科学的側面」から抑えておくひとを挙げておきます

  • アスペルガー症候群を最初に定義した「ハンス・アスペルガー」
  • ハンス・アスペルガーの研究成果を広く普及させた「ローナ・ウィング」

 

何冊も読んだ人が伝えたい「アスペルガーの本」を選ぶとき

ここまでアスペルガーのひとに寄り添う本を紹介してきましたが、何冊も読んでわかったことが1つあって、アスペルガーを含む発達障害の本を読むときに迷ったら、

翻訳本を選ぶ

ようにしています

当たり前のことですが、翻訳されるほどの価値があるという本であることが評価の基準です

もちろん外国の環境と日本の環境では、異なることがたくさんあると思います

けれどアスペルガーの特性を抱えるひとが悩む問題は、国関係なく、共通です

とりわけ日本では「我慢」が美徳の文化という側面もあって、特性によって起こる問題を言い出せない、もしくは言っても「そんなの誰にでもよくあることでしょ」って片付けられちゃうことが頻繁に起こっています

また病院に行っても、医者からの理解が得られず、困っているのに”症状が軽いか重いか”で診断されてしまいます

診てほしいところは症状ではなく、特性によって引き起こされている問題の大きさです

自分のことを他の誰かに判断されることに「慣れてしまっている」アスペルガーは、自己肯定感を取り戻せるように、本をよんで知識を深めましょう

心臓を戻されるハウル
【自己肯定感が低い原因】過保護に育った人間がセラピーで取り戻す「自己肯定感が低い原因ってなに?どうして、自分がこんなに自己肯定感が低いのか原因を知りたい」 こんにちは、ぷり子@puriko_a...

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References   [ + ]

1. ジェネビー・エドモンド他「アスペルガー恋愛読本」p,19