発達障害の改善

自閉症スペクトラム指数が高すぎてビックリ。ADHDとどう違うの?

autism spectrum quotient

「大人の発達障害っていう本を読んで、最後に自閉症スペクトラム指数を計算してみたら、ものすごく高かった…いままでADHDと思っていたけど、どう違うの?」

こんにちは、26歳で不注意型の発達障害(ADHD)と診断されたぷり子@puriko_adhdです。

この記事では、自閉症スペクトラム指数を計算してみたら、高すぎてビックリしたときのことをお伝えします。

この本の巻末にあるテストで、自閉症スペクトラム指数を計算しました。

 

自閉症スペクトラム指数とは

「自閉症スペクトラム指数」とは、英国人のバロン=コーエン博士らによって作られた発達障害の傾向を探るための簡単なチェックリストと考えてもらえばいいでしょう。

出典:大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 (集英社文庫)

アスペルガー症候群と自閉症のちがい

ちなみにアスペルガー症候群と自閉症のちがいを、

言語発達の遅れがない自閉症 = アスペルガー症候群

出典:大人の発達障害 アスペルガー症候群、AD/HD、自閉症が楽になる本 (集英社文庫)

としています。

アスペルガー症候群のひとは、流暢にハナシができて、知的レベルも高いのに「なんで、こんなこともできないの?」と思われがちです。

周囲と認識のズレが生じ、社会生活でしばしば問題になることが多いとあります。

あの子、障害でもあるの?

わたしも「なんか、あの子障害でもあるのかしら?」とまで、上司に陰口を言われた経験が。

言われた直後は、ショックで打ちのめされました。

けれど言ったほうも、わたしが大学を出ているのに「なんでこんなこともできないの?!」って、困惑していたのだろうと思います。

それにしても、改めて思い出すとツラい…

ただ、職場のひとは「アスペルガー」とか「発達障害」っていう問題を抱えているひとがいる事実を、単に知らないってだけ。

当時は、自分でもよくわかってなかったし、とにかく

生きづらい…頑張ってるのに、サボってると思われる…じゃあ、もっと頑張んないと!

って空回りしていました。

そんな知らないってだけで、相手を傷つけてしまう。そんなシーンを少しでも減らすために、本書ではお互いの理解を深めてほしいとあります

 

自閉症スペクトラム指数を計算する

発達障害チェックリストをやってみる

以下の本の巻末に、自分がどの程度の発達障害なのかを調べる「自閉症スペクトラム指数」がついてます。

点数をつけてみると、なんと37点

ものすごく同調した質問をあげると、

  • 自分では丁寧に話したつもりでも、話し方が失礼だと周囲のひとからいわれることがよくある
  • 自分が置かれている社会的な状況(自分の立場)がすぐわかる
  • 新しい友人をつくることは難しい
  • 冗談がわからないことがよくある
  • 同じことを何度も繰り返していると、周囲のひとからよく言われる
  • あることを、ほかのひとがどのように感じるのかを想像するのは苦手だ

などなど。

想像するのが苦手

とくに最後の

  • あることを、ほかのひとがどのように感じるのかを想像するのは苦手だ

という質問に注目。

これに強く同調したのは、本の中盤で「サリー&アンの課題」という、他者の心の動きを想像できるか調べるテストを読んだからです。

サリー&アンの課題

ぼんやりと読んで、答えてみてください。

  1. サリーとアンは、部屋でいっしょに遊んでいます。サリーはかごを、アンは箱を持っています。
  2. サリーがボールをかごに入れて出ていきます。
  3. サリーの留守中に、アンがそのボールをかごから箱の中に入れ替えて立ち去ります。
  4. ボールで遊ぼうと思って、戻ってきたサリーは、どこを探すでしょう?

流し読みしつつ、この質問の意図をめくると、留守だったサリーが探す場所は、当然

  • かごのなか

ですよね?

けれど自閉症スペクトラムのひとは、他のひとが自分とは違う状況に立って、考えることが難しい。

そういう場合、事実関係だけでみてしまうので、アンが箱の中に入れ替えたということに意識が向いてしまい、

  • 戻ってきたサリーが探すのは「箱の中

と答えるのです。

 

想像力の障害

就職や転職の場面で、必ずといっていいほど出てくる「自己分析」。

これができていないばっかりに、職場選びを間違えて、社会生活が辛いものになってしまうひとが多い発達障害。

私もそのひとりです。

自分を異常に責める

自分にはこの障害がある、なんて思いもしていなかった頃、自分が働くシーンを具体的に想像しないで、就職してしまったことを深く責めていました。

どうして、もっとちゃんと自己分析しなかったのだろう?
「仕事は入社してみないとわからない」なんて、考えるのがめんどくさくて、サボってたから!

と過去の自分を責めてばかりいました。

けれど、想像できない自分の特性を、それまでの経験から理解したうえで、下した判断。いわば自分にとっての最善の選択だったのです。

自分を責めてばかりいないで、過去の自分は、その時その時の「ベスト」を尽くしてきたのだ、と思えるようになりました。

発達障害について周りの理解を得ることも大事ですが、それよりも自分が自分をわかってあげることがなによりも、優先だと実体験を通じて感じます。

頑張ってきたのに、自分が自分をイチバン認めてあげられてなかったことに気づけた本書。

とても読みやすい本なので、ぜひ一読をオススメします。