メンタル

【自分を許せない】自分を許せない私が自分を許せるようになるまで

自分を許せないひと

わたしは自分が「発達障害である」ことを認めることができずにいました

プライドが高いというか、どこかで発達障害という病気をつくられたものに感じていて、認めてしまったら、これまで気を張っていたものが緩んで下降していくだけに思えていたからです

それでも苦しくて、何をやっても空回りしていた自分。

そんな自分と向き合うと決めてから、大きく変わりました

自分をずっと許せなかった人間が自分を許せるようになるまで、です

「自分を許せない」長い間のこと

わたしは子供の頃から、人よりも劣っていることが多く、人間関係でもおびただしい失敗を重ね、何一つうまくできない自分をだんだん、許せなくなっていました

その積み重ねが、頂点に達したのは大学4年のとき。父親が膵臓がんで亡くなったときのことでした

思春期の頃から、父親を疎ましく感じていて、病気が発覚したときも、ないがしろにしていたことを後悔しました

病気が分かったのが、大学2年のときで、それから約2年間、父親がいつ死ぬのか分からない緊迫感のなかを過ごしたせいか、亡くなるときに悲しいだけではなく、ホッとしている自分がいました

そして同時に、そんな薄情な自分を許せなくなりました

それから新卒で就職した会社を1年でうつになって辞めたときに、父親の死に直面しても冷酷な人間である自分に、バチが当たったように思い込みました(認知のゆがみかも)

ハッキリいって20代前半のほとんどは、罪人のように過ごしていた気がします

また真面目だけが取り柄の自分が、まさか1年で仕事を辞めることになるとは思っていなくて、本当に自分に失望しました

それから復職する元気がなくなり、引きこもって、ときおり母親に悩みをぶつけると「お前はお父さんが亡くなったことに、想像以上に傷ついていて、自分が許せないままなのかもね」と言われました

けれど、そのコトバを素直に受け止められず、どこかで冷酷な自分を許してはいけないように思っていました

それから数年して、知り合いのツテで仕事に行き始めたあとも、ずっと自分を許せないままでした

自分を許せない状態がほどけてきた

そんな私に転機が起こったのは、仕事のミスを理由に会社を追われたときでした

地方での再就職で、条件がいいところを探し当てるのは並大抵のことではなく、知り合いのツテで再就職した会社でした

前任の方が40年勤め上げた仕事内容を、新人が背負わされることも問題でしたが、とにかく仕事内容がまったく合っておらず、ミスを連発していました

それでも何とか持ちこたえていた矢先に、繁忙期の自分のミスと、他の人の大きなミスを自分の責任にされてしまい、ミスが治らないなら会社をクビにするとまで通告されました

そのとき、わたしはここまで酷い目に合うほど、頑張れていなかったのだろうか?と思えたのです

それまで何か悪いことが起きると、自分のせいにしていたのに、はじめて「自分が本当にぜんぶ悪いのか?」と疑念が湧きました

元来、生真面目なタイプで、合わない環境のなかでも何とかミスをしないように、本を読んで、精一杯努力してきたつもりです

そんな気持ちもあって、自分がそこまで追い込まれないといけないことに納得できませんでした

自分を許せないから、自分を知る方向へ

会社を追われたときに、すでに発達障害の診断があったわたしは休職期間中に、図書館や本屋に通いつめ、発達障害の特性について読み漁りました

すると自分のなかで、ずっと腑に落ちなかったことのほとんどが、発達障害のひとによくあることと知り、自分を許せなかった頑なだった心が和らいでいきました

いろんな本を読みましたが、最も共感できたのは「見えない違い、私はアスペルガー」です

見えない違い私はアスペルガーの表紙
見えない違いー私はアスペルガーは表現力が逸脱!全ページカラー漫画こんにちは、ぷり子@puriko_adhdです 先日、本屋でみつけたこちらの本 本屋に行ったら、アスペルガーの新刊が➡︎フラ...

 

それとツイッターで誰にも言えなかった気持ちをつぶやくと、色んな人から共感をもらえることも大きな支えになっています

どこかで自分と向き合うことを恐れていたおかげで、ずっと自分を許せないままだったのかもしれません