発達障害の改善

【カゼインフリー】発達障害で「アレルギー持ち」ならやるべき理由

日本よりも発達障害の研究が進んでいる欧米では、グルテンフリーとカゼインフリーを合わせた「GFCF食」が発達障害の改善法として広まっていて

GFCF=「Gluten-Free」+「Casein-Free」

とくに発達障害でアレルギーに悩んでいるなら、グルテンフリーと合わせて「カゼインフリー」も試してみる価値があります

ちなみに私は発達障害、慢性蕁麻疹、花粉症などをすこしでも改善したくて

  • グルテンフリー
  • カゼインフリー

をやってみたところ、かゆみなど体調だけでなく日中の眠気、集中力UPなど、生活が大分、快適になってきています

前提として、発達障害にカゼインフリーが効果がある理由ですが、科学ではハッキリとした理由は分かっておらず、カゼインフリーで発達障害を奇跡的な治療法とすることに反対の声があるものの、実際に多くの発達障害で大幅な改善がみられていることから「科学が結果を追っている」ような状況です

(実際ここ10年間で発達障害に対するグルテンフリー、カゼインフリーの検証実験が、いくつも行われていて、すべての研究をまとめると、発達障害の治療として完全ではないものの、さまざまな方向から理解が進んでいるもよう1)出典:自閉症の治療のためのグルテンおよびカゼインフリーの食事療法のレビュー:2005-2015

カゼインフリーが発達障害でアレルギーがあるひとに効果的な理由

カゼインフリーでダメな牛乳をだす牛
カゼインってなに?

カゼインは牛乳に含まれるタンパク質を指します

このカゼインタンパク質は、接着剤にも使われるほど物質をくっつける力が強く、商品名で有名なのは、なんと「ボンド」だそう2)参考:食物養生大全p,154

この粘着力が高い「カゼインタンパク質」が腸に入ると、「炎症」が起き、腸内細菌を荒らします

荒らされた腸は免疫が弱まって(そもそも発達障害は免疫機能が弱い)、アレルギーを発症します

さらに腸が荒れたことで、腸から脳へと伝わる栄養が滞る、または余計な物質が脳へと伝わってしまい、集中できないなどの脳機能や、うつ・統合失調症などの精神疾患を引き起こします

そもそも最新の研究で、いままで司令塔だと思っていた脳の中枢神経系がつくられるまえに、腸管神経系があらわれた可能性があり、腸が脳をも超える存在なのではないか、ということが指摘されているのがとても興味深いです

(くわえて最近では発達障害に胃腸が弱いひと多いことが分かっているので、腸内細菌により気を配りたいところ)発達障害に胃腸疾患が多いデータはコチラ↓

「腸」と「発達障害」の深い関係を実験データから分析!先日、発達障害の食事には「腸」が関係していることを伝えましたが、 https://intome.jp/add-meals/ ...

そもそも牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするのも、日本人の90〜95%が牛乳に含まれる糖質「乳糖不耐性」であることが原因です

(ややこしいので、ここで一旦整理しておきます)↓

  • 牛乳に含まれるタンパク質→カゼイン
  • 牛乳に含まれる糖質→乳糖
でも、乳製品を摂らないでカルシウムは不足しないの?

乳製品「牛乳」などを摂らないことで「カルシウム不足」にはなりません

驚くことに、牛乳を飲めば飲むほど「骨粗鬆症」になりやすいことが分かっています

え!そうなの?なんで?

それはカルシウムの「入る量」より「出る量」が多いからと言われています

仕組みとしては

  1. 牛乳を飲む
  2. カゼインによって腸でアンモニアが作られる
  3. そのアンモニアは体内に吸収され尿素として排出
  4. 排出の過程で「酸」が作られる
  5. この酸が強酸性なので、中和しないといけない
  6. 中和するために体の中で最もアルカリ性のカルシウムを大量に骨から出して中和する

という流れ3)参考:食物養生大全p,153。とにかく飲めば飲むほど、カルシウムの吸収率はいいけど、たくさんカルシウムが流れ出ていくのも「牛乳」ということです

牛乳は、カゼインが腸を荒らす原因となり、乳糖によって日本人の9割がお腹をこわしやすく、カルシウムも流れ出やすい食品

(↑大分、酷評していますが、牛乳に恨みがあるワケではありません…)

カゼインフリーで発達障害の子どもの偏頭痛がなくなった

カゼインによる偏頭痛を起こす子ども

発達障害の症状を抱えていた子どもが、牛乳とパンをやめて劇的に改善した例があります4)参考:子どもの「困った」は食事でよくなる p,24(※パンはグルテンが含まれるため)

落ち着きがない、読み書きができない、クラスメートとトラブルも起こす9歳になる女の子は、偏頭痛に悩まされていました

夏休みに少しでも偏頭痛をよくしようと行ってみた整体院で「牛乳をやめるように」言われ、実践してみたところ、頭痛が激減。夏休みが終わって、給食で牛乳を飲むようになると、また偏頭痛が。

食品による影響にハッキリ気づいた母親が、他にも見つかったダメな食品と合わせて、医師の指導のもと、徹底的に腸内環境をよくしたところ、

悩んでいた頭痛も減り、読み書きもスラスラ、よく見られた気分の落ち込みもほとんどなくなり、たまに落ち込んでも短時間でもとに戻れるようになったようです

ちなみに私も小学生のとき、給食を食べて、昼休みが終わってから掃除の時間になると、必ず偏頭痛に悩まされていました…

カゼインフリーは発達障害とアレルギーに悩むひとに試してほしい

カゼインで発症するアレルギー

カゼインフリーをぜひ、試してほしいのは

  • 発達障害
  • アレルギー
  • 偏頭痛

などの悩みを抱えるひとです

カゼインフリーって簡単にできるの?乳製品ってだいたいのものに含まれているよね?

最初のうちはしんどいかもしれませんが、長年悩まされている「アレルギー」や脳内に渦巻くモヤモヤがよくなるなら、とわたしは実践しています

ヨーグルトが食べたい。腸にもいいっていうよね?

ヨーグルトの代わりに「豆乳ヨーグルト」がオススメです

created by Rinker
株式会社 太田胃散(太田胃散 健康食品館)
¥1,080
(2018/11/13 06:13:13時点 Amazon調べ-詳細)

グルテンフリーもやって、カゼインフリーもやったら、食べられるものが大分、少なくなりそう

永久に食べられなくなる、という可能性もありますが、先ほどの偏頭痛の女の子は、徹底的に腸内環境を良くしたところ、しばらくしてアレルギーが出ていた食品を食べられるようになったそうです

そういった場合も考えられるので、まずは試してみて、自分の体調が良くなるかどうかを注意深く、観察してみてください

グルテンが脳に影響する図
グルテンフリーを図で理解。ADHDや総合失調症などにも効果ありこんにちは、グルテンフリーで「寝起き」や「脳のモヤモヤ」がマシになった、ぷり子@puriko_adhdです 何度も言ってるけど、本...
この記事のまとめ
  • 牛乳に含まれる「カゼイン」というタンパク質が腸を荒らす
  • 腸が荒れると免疫が弱まり、アレルギーを発症しやすくなる
  • 荒れた腸が脳に影響すると、発達障害の症状だけでなく精神疾患も引き起こす
  • 偏頭痛で発達障害の子どもが大幅に改善し、アレルギーも発症しなくなった

Designed by FreepikDesigned by Freepik

References   [ + ]

1. 出典:自閉症の治療のためのグルテンおよびカゼインフリーの食事療法のレビュー:2005-2015
2. 参考:食物養生大全p,154
3. 参考:食物養生大全p,153
4. 参考:子どもの「困った」は食事でよくなる p,24