発達障害の仕事

発達障害専門の就労支援施設「GFTD×高崎」は最先端だと思う

発達障害専門の就労支援施設

こんにちは、ぷり子@puriko_adhdです

きのうハローワークに行ったら、障害者担当の方から近くに、新しくできた就労支援施設を紹介されて、見学に行ってきました。

発達障害の就労支援施設「GFTD.TAKASAKI WORKS」

発達障害専門の就労支援施設

もともと発達障害の就労支援が渋谷にあって、渋谷の方は人気が高くて、入所待ちの方が多く、東京から2時間ほどかかってしまう高崎にも、遠方から通われている方もいらっしゃるみたいです。

習得できるスキルは

  • 3Dプログラミング
  • VRデザイン

など、時代の先をいく技術。

体験でVRを装着させてもらったのですが、ジェットコースターでめっちゃ酔いました(説明してもらってる最中に、トイレに行くほどw)

3Dデザインをやってみたかったので「酔うってどうなんだろう?」って不安になりましたが、作る分にはそこまで、支障は出ないと聞きました

ざっくりとこちらの就労支援施設のポイントをお伝えすると

  • 成人の発達障害者に特化した就労移行支援
  • 3DプログラミングやVRデザインを学べる
  • 遠隔学習にも対応←※まだ対応してない(2018年9月時点)
  • 遠ければ11:00からでもOKの柔軟対応

など、発達障害の方のことを考慮してくれる対応が目立ちます

スキルを習得する流れは基本的に、「自学自習スタイル」で講師の方と面談して個別に学習計画を立てます

その計画に沿って毎日、「きょうやることはこれです」と朝伝えて、15:00近くなったら「きょうはこんな流れでここまで終わりました」と伝えながら「報連相」の習慣をつけます

もちろん体調に波があって「これの予定でしたが、進みませんでした」という報告もありなようです

こういう報告をすることで「これの予定よりも捗りました」みたいな報告してる人が、「じゃあそっち手伝うよ」みたいな「助け合うスタイル」も柔軟にできる本当に、発達障害者に配慮してくれてるルールが有り難い。

他の就労支援施設と違っているのが、学校のように決められた流れに沿ってやっていくというよりは「楽しく学んでいく」のがコンセプトなので、自覚自習で、分からないところは講師に聞くカタチです

発達障害の就労支援に特化していて、3DプログラミングやVRデザインを学べる。基本は自学自習で、分からないところを講師に聞くスタイル

発達障害の就労支援施設の1日の流れ

発達障害就労施設の1日の流れ

発達障害の就労支援施設「GFTD高崎」の1日の流れはこんな感じ↓

9:00 掃除
9:15 スタッフミーティング
9:50 開所
10:00 朝礼・学習開始
10:45 ストレッチタイム
11:00 学習再開
12:00 〜14:00までにお昼・お散歩
14:00 学習再開
15:00 終礼
16:00 完全撤収

学習時間は週30〜40時間ほど。お昼時間が2時間と長くあるのは、すきなタイミングで1時間とってくださいという意味だそうです

それと終礼から完全撤収まで「1時間の余裕」をもたせているのは「15:00だけど、帰らなきゃ」というのが過集中真っ只中では、うまくいかない人が1時間のなかで区切りができるようにと配慮されています

遠方からの方にも「10:00に来てください」っていうのは大変なので、相談すれば11:00〜16:00なんて、対応もしてくれるそう。

ちなみに「ノイズキャンセリングヘッドフォン」を使えないと集中できるか不安だったので、尋ねたら大丈夫だそうです

発達障害に特化していることもあって

  • 視覚過敏
  • 聴覚過敏
  • 嗅覚過敏

に配慮してくれるそう

発達障害者の調子の波に「柔軟に対応」してくれるスケジュールと、遠方学習も可能で、感覚過敏にも配慮してくれる

発達障害の就労支援の詳しいカリキュラム

スキル習得

発達障害の就労支援「GFTD高崎」のカリキュラムは

  1. プログラミングコース
  2. デザインコース

の2つに分かれいて、半年〜1年は習得に必要な期間だそうです

(残りの1年で就職先を探しながら、レベルアップを目指すも良しとのこと)

基礎過程:コンピュータ知識・SST・自己分析

最初の1ヶ月目は、プログラミングコースもデザインコースも共通の基礎過程からはじめて、クロスワードパズルを使って、基礎用語を勉強します

クロスワードの例)EXE、CPU、UNICODEを日本語名にすると?

SSTとは「ソーシャルスキルトレーニング」のことで、今日の予定を伝えて、終了間際に、今日の進んだところを伝えて「報連相」の習慣をつけていきます

コース内容の概略図↓

発達障害の就労支援のコース内容

プログラミングコース

プログラミングコースには「Python」を学べるコースと「Unity」を学べるコース2つに分かれていて、「Python」はデータアナリストやデータ・サイエンティストを目指し、「Unity」はゲームプログラマーを目指します

プログラミング「Python」コース

Python(パイソン)というプログラミング言語および数学・統計学を学び、データアナリスト・データサイエンティストを目指します

1ヶ月目

基礎としては中学英語でOKで数学が「微分積分」を思い出しつつ、やる流れで最初の1ヶ月は参考書を読みながら、書いてあるプログラムを入力していきます

と同時に数学の参考書を読みつつ、解いていきます

2ヶ月目

参考書とWEBサイトを並行学習し、Pythonの基礎を学びつつ引き続き、数学の参考書を終わっていれば統計学の参考書を読んで、問題を解いていく感じ。

3〜4ヶ月目

Kaggle(カグル)というサイトに登録して、先輩データサイエンティストのコードを真似したり、コンペに出場します

5〜6ヶ月目

実際の仕事の依頼(案件)を受けれるレベルになったとみなされたら、グループで一緒に案件に取り掛かります

※グループとありますが、自分のできない部分を補い合うためにも必要なためだそうです

プログラミング「Unity」コース

「Unity」の前半はほとんど「Python」コースと一緒で

  1. 参考書を読みながら基礎を勉強
  2. WEBサイトでJavascriptの学習
  3. Unityの動画を見てマネして作り、自分で改造

以上の流れを1ヶ月半〜2ヶ月半で学びます

そして基礎ができたら、実際に「ゲーム制作」に取り掛かりGIT(ギット)というソフトを導入して

  1. 簡単なオリジナルゲームの企画・制作(1ヶ月)
  2. 2Dのオリジナルゲームの企画・制作(1ヶ月半〜2ヶ月)
  3. 3Dのオリジナルゲーム企画・制作(1ヶ月半〜2ヶ月)

で、実際の仕事の案件を受けることができるレベルに到達したら、グループで一緒に案件に取り掛かります

データサイエンティスト
【データサイエンティスト】が発達障害に向いてるって本当?こんにちは、ぷり子@puriko_adhdです 先日、発達障害専門の就労支援施設「GFTD高崎」に見学に行ってきたことを記事に書き...

デザインコース

3DCG制作ソフト「MAYA」と「Photoshop」を使って、ゲームや映像のモデリングを学習して、それらを制作するモデラー(デザイナーがデザインしたものを実際に3Dで造形する仕事)を目指すコースです

(MAYAが年間20万の利用料がかかってしまうので、こちらの就業支援施設では「MAYALT」という簡易版を導入済)

1ヶ月目

「MAYAベーシック」という参考書をよみ、実際に作例を真似して基本操作しながら、モデリングを学んでいきます

MAYAは膨大な操作画面とショートカットがあり、誤操作のリスクがあるため、このステップで下準備。

2〜3ヶ月目

動画チュートリアルを利用して、モデリングとテクスチャリングを学習します

たとえば椅子などモデリングで作ったものに、Photoshopでテクスチャリングを行ったりなど。

最初の課題は、オリジナルの部屋をつくります

↓GFTD高崎の講師の方が制作された部屋の中を歩いてるVR動画です

(↑製作期間は2ヶ月)

4〜5ヶ月目

自由制作を行い、高度な内容のビデオトレーニングや、車やキャラクターなどの複雑な3Dモデルの制作に挑戦。

※ここで作ったものを就職活動でも、ポートフォリオ(作品)として利用できるのが効率的です

発達障害でも就労支援を受けられる人と料金について

発達障害の就労支援を受けられる人は

  • 18歳〜65歳まで
  • 障害福祉サービス受給者証が必要

で、障害福祉サービス受給者証とは住んでいる市区町村の障害福祉課で申請すると、障害者手帳を持っている方で比較的早く発行されます

(※障害者手帳がない場合は1ヶ月半〜半年程度かかる場合があります)

料金は、本人や家族の前年度の収入によって、自己負担金が発生する場合があって、以下のどれかに該当するようです

生活保護を受給している方、もしくは低所得の方 自己負担額0円
一般①(県推進対策軽減後) 自己負担額4,650円/月
一般① 自己負担額上限9,300円/月
一般②(県推進対策軽減後) 自己負担額上限18,600円/月

 

その他にかかる料金としては、

  • 交通費(高崎駅までの電車賃+駅から支援所までのバス代)
  • 参考書などの書籍は必要に応じて購入
  • PCは、持参してもいいし、Macbookが用意されてる

などです。バス代も高崎駅から支援所まで徒歩10分くらいなので、歩けちゃう距離かもしれません。

※クルマで通いたい場合は、駐車場を別途借りる必要があります

住所:〒370-0824 群馬県高崎市田町90−1

ストリートビューだと「テナント募集中」のところです

発達障害でも就労支援に通い続けられるのか?

問題は、通い続けられるのか?ということ。何回か引きこもった経験があるので

どこかに決まった時間に、通う場所がある

というのは精神的に持ち崩さないようにするためにも、すごい有り難いことなんだなと感じます

ダラダラしてると体力が落ちるだけじゃなくて、精神的にも良くないので、動いていたほうがいいのかなと。

ただ、いきなり週5日通うっていうのは正直、キツいので週3日から対応して、様子をみつつ、増やしていく感じが推奨されているので、助かります

わずかに不安なのが、以下のこと。

これは、やってみないと分からないことなので、やれるだけやってみるのが一番なのかなと思います

最後にコチラの「GFTD高崎」は、オープンしたばかりなので、ハッキリと確保されてる就職先を示すことは難しいみたいです。

ただ間違いなく今後、需要が伸びてくるスキルが習得できるので、就職先がないというのとは、また違うかなと思います

この記事のまとめ

新しくオープンした発達障害専門の事業所施設の特徴

  • 3DCGデザイン、VR、ゲームプログラミングのスキルが学べる
  • 体調や感覚過敏に配慮してくれる
  • 楽しいと思いながら自分で自習するスタイル
  • 必要なのは「障害福祉サービス受給者証」

gftd高崎で学べるvr
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