発達障害の改善

【神経可塑性】脳は「自己修復」する機能が備わってる【根性論ではない】

身体と脳の信号サイクル

「幼少期に脳の発達を逃すと、手遅れ」または「脳が損傷を受ける=修復不可能」

だとばかり思っていました

が、ずいぶんと思い違いをしていたんだな…と最近、やっと気づきました

脳は自己修復する機能が備わっている

シンプルな身体

身体のことをイメージすると、こんな感じです

 

 

分かれた脳と身体

ですが、人間の脳のすごさに、目が向きすぎて、脳と身体を別にして考えるようになってました

 

脳から身体に送られる信号

さらに、脳から身体に送られる信号ばかりに目が向くように(脳は身体の司令塔…)

 

 

身体から脳に送られる信号

が、身体から脳への信号を忘れていませんか?(わたしはすっかり忘れていました)

 

脳と身体のつながり

さらに、身体と脳を分けて考えることも、誤解を生む原因だと思います

 

身体と脳の信号サイクル
  • 身体から脳に送られる信号
  • 脳から身体に送られる信号

この双方向の流れがあるのが本来の姿

 

身体と脳の真実

脳=緻密で「機械的な」部品で構成されている

脳=「生きた」部品で構成され、どんどん配線が切り替わる

 

ちなみに身体からの信号というと「運動しろ」と言われそうで、ウンザリしてました

(運動神経が鈍く、運動への苦手意識が強い)

 

ですが、運動だけではないのです

この本を読むと、

  • 振動
  • 電気
  • 運動

によって、脳の機能が回復する事例がいくつも出ています

 

」で自閉症を完治させ

「後頭部への振動」で注意欠陥障害の完治。

「舌を電気的に刺激」することによって多発性硬化症、脳卒中を治癒。

「首のうしろに」をあてることで、脳損傷を治癒

「鼻に」をあてることで安眠

「身体をさする」ことで、麻痺を治療

 

さっきの本で、強く強調しているのが「脳=帝王」という見方が、誤解を生むということ

しかしこの「脳=帝王」という見方は、正しくない。脳は身体が形成されたあと、それをサポートするために進化したのだ。ひとたび身体が脳を備えるようになると、それらの関係は変化し、両者は相互に作用し合い、互いが互いに対して適応し始める。脳が身体に信号を送って理教を及ぼすばかりでなく、身体も脳に信号を送って影響を及ぼす。

出典:ノーマン・ドイジ「脳はいかに治癒をもたらすかーー神経可塑性研究の最前線」

 

音で治療するハナシは以下の記事でも紹介しています↓

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ちなみに「神経可塑性」なんてコトバで、難しそうに聞こえますが、なるべく分かりやすく伝えたいと思います(分かりづらかったら、ゴメンなさい…)

 

神経可塑性は3つの意味があって

  1. 成長期にみられる「脳の発達」
  2. 障害を受けても、補填・回復という「脳が回復し、再構築する」
  3. 記憶や学習などの高いレベルの神経機能が働くためのの基盤となっている神経細胞をつなぐ「シナプス」の可塑性

 

神経可塑性たとえを出すなら、自転車に乗れるようになるまでの「補助輪」のようなものだと思ってもらえれば

補助輪がないと自転車に乗れなかったのに、何度か練習するうちに、補助輪がなくても、乗れるようになっています

(…ちなみに、わたしは運動神経が悪く、乗れるまで時間かかりました・・汗)

 

自転車の例だと、子供の頃だけの成長過程に思えますが、大人になっても脳の配線は切り替わります

マーブルあやこさんのマンガが「まさに…」と的確な表現です